「おっしゃる通りです。イノシシの線的な行動もストレスを避けるためだと推定しています。」

「猪は強い鬱なので、歩いたことがないところを歩くとストレスを感じるということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。人間は見知らぬ人と話すときにストレスを感じる人が多いようですが、イノシシは歩いたことがないところを歩くときに、ストレスを感じるように進化したと推定しています。」

「なぜ、そんな不思議な進化をしたのでしょうか」と町会長。

「雌のイノシシは、大きな泥浴び場を作る雄猪を好むと推定しています。」

「なぜ、雌のイノシシは、大きな泥浴び場を作る雄猪を好むとお考えなのですか」と町会長。

「離乳期のうり坊は、ミミズしか食べられないと推定しています。ミミズはどこにでもいるので、暖かい時期は問題がないのですが、冬になってミミズがいなくなると、食べ物がなくなってしまいます。うり坊は鼻が柔らかいので、地中にいるミミズは食べられません。」

「泥浴び場は、母猪がウリ坊のために作ったのではなく、父猪が作ったとお考えなのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。うり坊と一緒に来る母イノシシは、5センチから10センチぐらいの深さの線を短くつけるだけです。母イノシシは出産のために体が柔らかくできているので、深い穴を掘るのが難しいのでしょう。」

「それで、雌のイノシシは、大きな泥浴び場を作る雄猪を好むとお考えなのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。この雌のイノシシの好みが、イノシシの淘汰に大きく関わったと推定しています。」

「淘汰の圧力が大きければ、進化は大きいということでしたね」と町会長。

「おっしゃる通りです。雌のイノシシが、大きな泥浴び場を作る雄猪を好むという傾向は、雄イノシシにとって最大のプレッシャーではないでしょうか。」

「確かに、男はどうしたら女性にモテるか考えますよね。猪も同じなのですね」と町会長。

「人間とイノシシだけではありません。動物はメスを勝ち取るという競争で進化してきているのです。」

「なるほど。優秀な遺伝子を持った雄が、雌を勝ち取って子孫を残すのですね。それで、雌のイノシシが大きな泥浴び場を作る雄猪を好むので、猪が線的な行動をするように進化したとお考えなのですね」と町会長。

2020/1/10

※第百十八話は、昨日アップロードしたのですが、誤って削除してしまいました。

詰碁と肥田式で本来なら動体視力が驚くほど上がっているはずなのですが、心臓防御反応で抑えられています。しかし、ミスは動体視力が驚くほど上がった時と同じように増えていました。ところが、頭の中央を通る督脈が緩んで脳の機能が上がり、毎日150問連続で正解できるようになったのですが、200問連続に挑戦したらフォスファチジルセリンが効いて小脳の軟膜が緩み、経絡的に連動している手のひらが思いきり緩みました。そのため脳が不安定だったようです。

2022/11/25